石油化学・合成樹脂メーカー/三井・ダウ ポリケミカル株式会社ホームページ - 製品紹介

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ハイミラン®エチレン系ポリマー製品群

成形技術

4-4)スタートアップ

a)Extrusion Blow Moulding
 一般的な成形における樹脂温度は170〜230℃ですが、適切なサイクルと成形品を得るように調整します。通常の押出成形同様に、ホッパー下の水冷が必要です。また、他の比較的低融点の熱可塑性樹脂と同様に、アイオノマー樹脂でもフィード部のブリッヂや部分的な融解が生じてフィードが不安定になることがあるため、スクリュー冷却が必要となる場合もあります。押出装置のスタートアップ時の温度は200℃付近が最適ですが、成形中は最適の成形サイクル/条件を達成できるように調整します。

b) Injection Blow Moulding
 インジェクションブロー成形に適したアイオノマーのMFRは0.7〜10の範囲で下記に一般的な成形条件を記載します。
1.樹脂温度230℃
2.射出圧力840kg/cm2
3.高度にみがかれた表面-Corerod/金型キャビティ/ブローモールドキャビティ
4.射出オリフィス
  ランド長  :30〜60mil(0.762〜1.016mm)入り口角:90℃以下
  オリフィス径:50〜90mil(0.13〜0.23cm)

 金型冷却、冷媒温度、パージなどについての注意事項は他のセクションと同様です。
 アイオノマー樹脂には滑剤(例えばステアリン酸亜鉛)は不要であり、滑剤の添加は透明性を損なう原因となることがあります。成形品は十分に冷却すれば、非常に溶融弾性(ブローアップヘの抵抗)とすぐれた離型性を示します。