石油化学・合成樹脂メーカー/三井・ダウ ポリケミカル株式会社ホームページ - 製品紹介

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ハイミラン®エチレン系ポリマー製品群

物性

1-1)強靱性

 イオンにより分子間結合しているハイミラン®は、強靭性と弾力性にきわめて優れています。
 図1にハイミラン®と低密度ポリエチレンの応力-歪曲線を比較しています。低密度ポリエチレンが降伏点を越えてからほとんど応力が変らないのに対し、ハイミラン®は降伏点を越えても、伸びと共に応力も増大するというエラストマー的な性質を示します。つまり、ハイミラン®の応力-歪曲線は結晶性ポリエチレンとエラストマーの中間にあります。ハイミラン®の引張強さはポリオレフィンの中では最も大きい部類に属し、伸びと弾力性に富むので、衝撃強度は非常に高い値を示します。ハイミラン®の機械的性質は、常温から低温へかけてその変化が少ないため、常温での強靱性の特長が低温域でも保たれ、低温特性が良いと言えます。
 図2、図3、図4にハイミラン®の機械的諸性質の温度依存性を示します。
 ハイミラン®は特に低温特性に優れており、脆化温度が-112℃に達するものもあります。また、アイゾット衝撃試験や落錘衝撃試験においては、-40℃の低温でも破壊されない優れた耐衝撃性を有しております。
 図4に示す通り、ハイミラン®の引張衝撃強度はポリエチレンに比べてはるかに優れています。
図1 応力ー歪曲線

図2 抗張力の温度依存性

図3 ねじり剛性率の温度依存性

図4 引張衝撃強度の温度依存性